行政書士のお仕事・補助金サポート業務③
行政書士 まさ行政書士 まさ

おはようございまーす(^_-)-☆!『戸田市で行政書士をしています、まさでーす!』、後一週間ほどで9月ですね😄、秋ですか🍃?、でもまだしばらくは残暑が続くみたいです、皆さん体調には気を付けてくださいね!
今回は補助金の中でも馴染みが深く、初めての方でも取り組みやすい『小規模事業者持続化補助金』についてです!よろしくです🤗

前回ご説明した様に、『小規模事業者持続化補助金』には、現在「一般型」・「コロナ対応型」の2種類があります、2つをうまく説明するのは私にはできそうもないですし、ごちゃごちゃになって皆さんにもわかりずらくなってしまうかもしれませんので今回は、「一般型」のお話を中心にさせていただきます。

あらためて『小規模事業者持続化補助金』について詳しくお話をしていきます。
1.小規模事業者持続化補助金の内容
(1)補助金を申し込める条件
主な条件は3つです。
補助金を申し込む時点ですでに創業していること。
創業とは、法人であれば法人として会社を設立していること、個人事業主であれば税務署に開業届を提出していることです、創業する予定という方は申し込むことができません。
小規模事業者であること。
従業員の人数が少ないということです、では、何人ならいいのでしょうか?
5人以下または20人以下となっています、業種によって下記の通りになっています(従業員が0人でも申し込めます)。

業種常時使用する従業員の人数
卸売業・小売業
サービス業(宿泊業・娯楽業以外
5人以下
サービス業(宿泊業・娯楽業)20人以下
製造業その他
※従業員とは、会社役員や個人事業主以外の勤務者のことです

※従業員には、短期のアルバイトやパートの方は含まれませんが、勤務状況によっては含まれることもありますので注意が必要です。従業員の人数が超えそうな場合等、申し込めるか心配な場合はお近くの商工会議所・商工会へ相談する方が良いでしょう!
商工会議所・商工会の支援を受けていること
どういうことかといいますと、申込みの際には、お近くの商工会議所・商工会の相談員から支援・助言を受けて経営計画書を作成します、そして商工会のお墨付きを頂いたという「事業支援計画書(様式4)」を受領する必要があるからです(商工会議所、商工会の相談員の皆さんとても親切に対応して頂けますよ、積極的に相談してみましょう!)
以上3項目が、『小規模事業者持続化補助金』を申請するための要件です。

(2)補助金額及び補助率
①補助金額の上限…50万円
②補助率…2/3
例えば、
使った経費が60万円の場合は、60万円×2/3=40万円(補助金額は40万円です)。
使った経費が90万円の場合は、90万円×2/3=60万円(補助金は上限が50万円のため、この場合は50万円になります)。

(3)補助金の対象となる経費
『小規模事業者持続化補助金』は読んで字の如く、小規模事業者の事業を維持継続させることが主たる目的です、事業を維持継続するには、新規のお客さまを確保することが重要で、この補助金の主たる対象経費は下記の2つとされています。
既存の商品・サービスを新規のお客さまに売り込むための、販路開拓の経費
新しい商品・サービスを開発するための経費と、それをお客さまに売り込むための経費。
そして経費区分が、以下の①~⑬のいずれかに該当することが必要です、①機械装置等費、②広報費、③展示会等出展費、④旅費、⑤開発費、⑥資料購入費、⑦雑役務費、⑧借料、⑨専門家謝金、⑩専門家旅費、⑪設備処分費、⑫委託費、⑬外注費
ただし、公募の年によって経費区分が変わることもありますので、詳細は公募要領で確認してください。
補助金の交付決定前に発注、購入、契約した経費は対象外になってしまいます(展示会への出展だけは、交付決定前に申込むことが可です)。

(4)申込みから補助金交付までの全体の流れ
まずは、ご自身で経営計画書を作成します(経営計画等の申請書類は商工会議所・商工会のホープページから入手できます、「公募要領」も入手しておいた方が良いでしょう)。
作成した経営計画書をお近くの商工会議所・商工会に直接持参して、相談員からの助言を受けた後、「事業支援計画書(様式4)」の作成依頼をします(「事業支援計画書」とは、商工会が印鑑を付いて、経営計画に基づいた事業を行う際に支援をしますよというお墨付きのようなものです)。
後日、地域の商工会議所が「事業支援計画書(様式4)」を発行してくれますので受領してください。
(「事業支援計画書(様式4)」を受領するまでに時間がかかることもあります、商工会議所に持参するのは締切2週間前をめどにした方がいいでしょう、早ければ早いに越してことはありませんよ!)。
募集期間内に補助金事務局に申込みを行います、申込みは郵送(当日消印有効)と電子申請です、審査は書類審査のみで、面接等はありません。
電子申請は単独申請だけができます(共同申請は不可)。
電子申請で、補助金申請システム(Jクランツ)が6月下旬から利用できるようになっているようです。
事務局から結果通知が届きます、申込みから2ヶ月程かかります、申し込んだからと言って必ず補助金が受けられるわけではありません、ダメな場合もあるんですよ!
経営計画書に沿った事業を実施して、事務局に事業内容を報告します、補助対象期間(経費が補助される期間)までに、新商品の開発、販路開拓を完了します、事業完了後に領収書や請求書等の証拠書類と報告書を提出しなければなりません(今回の第3回受付締切10/2分の場合は、事業実施期間が交付決定から2021年7月31日まで、報告書提出期間が2021年8月10日までとなっています)。
事務局から補助金が交付されます。
提出した証拠書類は数ヶ月かかってチェックされます、経費が目的通りに使われたと認められれば、補助金が交付されます(認められなければ交付されませんし、書類の不備があれば、修正等が必要になります)。

以上が、「小規模事業者持続化補助金」の申請から補助金交付までの流れです。

行政書士のまさ行政書士のまさ

本日は「小規模事業者持続化補助金」の内容と流れについてお話をしました、お付き合いいただきありがとうございます🙏、次回からは、具体的にどのような書類があって、どのように書いていったら良いかをお話ししていきたいと思います!
本日も、暑そうです💦、体調に気を付けてがんばっていきましょーーーーーう🤗!