「行政書士・まさ」がお教えする建設業の「経営事項審査」、「どうやって公共工事受任に結び付けていくか①！」

１．「公共工事」とはどんなもの！
簡単に言ってしまえば、国、都道府県、市区町村等が発注する工事のことです！
では、この「公共工事」を受任することにどんな良いことがあるのでしょうか、確認してみましょう！
①売上が上がる、②利益が上がる、③倒産の心配がなくなる④受注率が 上がる、⑤受注件数が増える、⑥資金繰りが良くなる、⑦決算書が良くなる、⑧受注単価が上がる、⑨信用力が上がる、などが挙げられます。

「そんな美味い話あるわけない！」と思われるかもしれませんが、「まさ」が関わって「公共工事」を受任した会社は上記の恩恵を受けていることは確かです！
では、なぜ「公共工事」を受任すると儲かるようになるのでしょうか、それは「公共工事」に次のような特徴があるからです！

【公共工事の４つの特徴】
①元請になれることができます！
「公共工事」に入札して「落札」することができれば、その公共工事を「元請」として工事することになります。
②前受金があります！
「公共工事」は、着工時に多額の資金が必要になります、それを考慮し、受任者の資金調達を円滑にして確実に工事が履行されるよう、着工時に工事代金の一部が前払いされるのです。これが「前売金」です、通常は工事代金の４割程度の金額が支払われます。これによって受任した会社は資金繰りも楽になるのです！
③発注者は多岐にわたり、発注される物件数も多いです！
「公共工事」は、公共の建築物のための工事です、発注者は国や都道府県、市区町村といった地方自治体だけだとお思いになるでしょうが、実は他にも、公共法人（理化学研究所のような国立研究開発法人や環境再生保全機構のような独立行政法人、首都高速道路株式会社や成田国際空港株式会社のようなインフラを担う会社など）、またはこれらに準ずるものとして、国土交通省令で定める法人（株式会社国際協力銀行のような金融政策に関わる金融機関や国立大学法人、日本放送協会など）など多くのところから発注される可能性があるのです。
④工事費用の支払いが必ずです！
「公共工事」の支払いは、税金で賄われています、あまりいいいい方ではありませんが、入金は絶対にあるのです。トリッバグレは絶対にありません！これは経営者の方々にとっては大切なことですよね。また、「公共工事」には受任後の値引きや工期の交渉がないのも魅力です！

そしてこの「公共工事」を受任することで会社は必ず良い方向に進むはずです！
なぜなら、公共工事物件に入札し、落札できたとしたら、「元請になれる」からです。
「元請」ですから責任は増えますが、仕事という舞台の上で、主役として活躍の場を与えられるということになります、そして、 一番儲かります。利幅が大きいです。
「元請」は、どのように段取りして、どのように利益を出すか、 そのために人材や資材、機材などをどのように配置するかを、誰に指図されることもなく自由に決めることができるのです、自社でその現場をコントロールできるのです。このようなことからも「公共工事」を受任した会社は変わるはずです！

建設業はとても波のある業界だと思います、その中で安定して売上、利益を伸ばしていくのはとても大変なことでしょう、ここでお話した「公共工事受任」は一つの光明になるのではないでしょうか！

本日は以上です、「公共工事のメリット」を上げてみました、若干短くて申し訳ございませんです🙏。
次回は、「公共工事を受任するための条件」を見ていきたいと思います、次回も「戸田市の行政書士・まさ🤗のブログ！」をよろしくお願いいたします(*^▽^*)！

本日ご紹介するパワースポットは、兵庫県の沼島にある「上立神岩(かみたてがみいわ)」です(^_-)-☆！