建設業許可⑩建設業許可の種類Ⅸ

建設業10回目の今回は、『板金工事』・『ガラス工事』の2業種の説明です。今回で29業種の内16業種が終了、半分を少し越しました頑張っていきましょうね!

(1)板金工事(板金工事業)に該当するのは、
金属薄板等を加工して工作物に取り付け、又は工作物に金属製等の付属物を取り付ける工事のことです、建物に外壁・雨樋などを金属鋼板を加工して取り付ける施工工事といった方がイメージしやすいですかね。
具体的には、板金加工取付け工事、建築板金工事などが該当します。
他の工事との境界・区分で気を付けなければいけないのは、前にもお話ししましたが『屋根工事』です。屋根をふくのであれば、材料が瓦・ストレート・金属薄板であろうと「屋根ふき工事」すなわち、『屋根工事』になるのです。したがって、「板金屋根工事」も、板金で屋根をふく工事ですので、『板金工事』ではなく『屋根工事』に該当します。

(2)ガラス工事(ガラス工事業)に該当するのは、
工作物にガラスを加工して取り付ける工事のことで、具体的には、ガラス加工取け工事、ガラスフィルム工事などが該当します。他の工事との境界については気にすることはないでしょう。

ブレイクタイム
今回の2業種は、比較的他の工事との境界・区分もなくわかりやすい業種でしたね!
今回アイキャッチとして雨樋の写真を掲載しました、皆さんはご存知かどうかわからないですが、私がガキのころは雨樋と言ったら、ブリキ製で『板金屋さん』の主たる仕事だったんですよ!
皆さん、今回で16業種の建築業許可が終了です、まだまだながいですが一緒に頑張っていきましょう‼では、次回もお付き合いくださいね!