「行政書士・まさ」がお教えする建設業の「経営事項審査③」について!
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おそようございますになってしまいました😪、「戸田市の行政書士・まさ🤗」です、土曜日の朝どのようにお過ごしですか、今朝は寒さがちょっと厳しかったですかね🥶!本日の「まさのブログ」は、「経営事項審査」の各審査項目がどのように採点されるのかを見ていきたいと思います、この仕組みがわかるとどうしたらP点(総合評点)を上げていけるのかということも見えてきますよ、では頑張ってきましょう💪!

1.「経営事項審査」の審査項目と総合評点P点の算出方法!
これは前回のおさらいです、覚えていますよね! 次の通りです。
◆審査項目
X1評点:工事種類別年間平均完成工事高
X2評価:自己資本額及び平均利益額
Y評価 :経営状況(財務諸表の評価と経営状況分析結果)
Z評価 :建設業種類別技術職員数及び工事種類別年間平均元請完成工事高
W評価 :その他の審査項目(社会性等)

◆総合評点(P点)の算出方法
総合評価(P点)=X1×0.25+X2×0.15+Y×0.2+Z×0.25+W×0.15

では、各審査項目の評点がどのように算出されているのかを見ていきましょう👀!

2.X1評点の算出方法
「X1評価の算出」は、申請する工事の種類別に『直前2年の年間平均完成工事高』または『直前3年の年間平均完成工事高』X1評点テーブルに当てはめて計算します。(小数点以下切り捨て)

『直前2年』とするか『直前3年』とするかは申請者が選択できますが、申請するすべての工事の種類において同一の方法によらなければならず、『直前2年』と『直前3年』を混在させることはできません、『直前2年』とするか『直前3』とするかはZ評点で選択する方法と同じでなければなりません。

【完成工事高評点X1算出テーブル】

区分建設工事の種類別の年間平均完成工事高評点
11,000億円以上 2,309
2800億円以上1,000億円未満114×(年間平均完成工事)÷20,000,000+1,739
3600億円以上800億円未満101×(年間平均完成工事高)÷20,000,000+1,791
4500億円以上600億円未満88×(年間平均完成工事高)÷10,000,000+1,566
5400億円以上500億円未満89×(年間平均完成工事高)÷10,000,000+1,561
6300億円以上400億円未満89×(年間平均完成工事高)÷10,000,000+1,561
7250億円以上300億円未満75×(年間平均完成工事高)÷5,000,000+1,378
8200億円以上250億円未満76×(年間平均完成工事高)÷5,000,000+1,373
9150億円以上200億円未満76×(年間平均完成工事高)÷5,000,000+1,373
10120億円以上150億円未満64×(年間平均完成工事高)÷3,000,000+1,281
11100億円以上120億円未満62×(年間平均完成工事高)÷2,000,000+1,165
1280億円以上100億円未満64×(年間平均完成工事高)÷2,000,000+1,155
1360億円以上80億円未満50×(年間平均完成工事高)÷2,000,000+1,211
1450億円以上60億円未満51×(年間平均完成工事高)÷1,000,000+1,055
1540億円以上50億円未満51×(年間平均完成工事高)÷1,000,000+1,055
1630億円以上40億円未満50×(年間平均完成工事高)÷1,000,000+1,059
1725億円以上30億円未満51×(年間平均完成工事高)÷500,000+903
1820億円以上25億円未満39×(年間平均完成工事高)÷500,000+963
1915億円以上20億円未満36×(年間平均完成工事高)÷500,000+975
2012億円以上15億円未満38×(年間平均完成工事高)÷300,000+893
2110億円以上12億円未満39×(年間平均完成工事高)÷200,000+811
228億円以上10億円未満38×(年間平均完成工事高)÷200,000+816
236億円以上8億円未満25×(年間平均完成工事高)÷200,000+868
245億円以上6億円未満25×(年間平均完成工事高)÷100,000+793
254億円以上5億円未満34×(年間平均完成工事高)÷100,000+748
263億円以上4億円未満42×(年間平均完成工事高)÷100,000+716
272億5,000万円以上3億円未満24×(年間平均完成工事高)÷50,000+698
282億円以上2億5,000万円未満28×(年間平均完成工事高)÷50,000+678
291億5,000万円以上2億円未満34×(年間平均完成工事高)÷50,000+654
301億2,000万円以上1億5,000万円未満26×(年間平均完成工事高)÷30,000+626
311億円以上1億2,000万円未満19×(年間平均完成工事高)÷20,000+616
328,000万円以上1億円未満22×(年間平均完成工事高)÷20,000+601
336,000万円以上8,000万円未満28×(年間平均完成工事高)÷20,000+577
345,000万円以上6,000万円未満16×(年間平均完成工事高)÷10,000+565
354,000万円以上5,000万円未満19×(年間平均完成工事高)÷10,000+550
363,000万円以上4,000万円未満24×(年間平均完成工事高)÷10,000+530
372,500万円以上3,000万円未満13×(年間平均完成工事高)÷5,000+524
382,000万円以上2,500万円未満16×(年間平均完成工事高)÷5,000+509
391,500万円以上2,000万円未満20×(年間平均完成工事高)÷5,000+493
401,200万円以上1,500万円未満14×(年間平均完成工事高)÷3,000+483
411,000万円以上1,200万円未満11×(年間平均完成工事高)÷2,000+473
42 1,000万円未満131×(年間平均完成工事高)÷10,000+397

※(年間平均完成工事高は、千円単位とします。
評点に少数点以下の端数が出た場合は切り捨てになります。
「X1算出テーブル」は42項目に区分されています。

例えばあなたの会社の「建築一式工事」の年間平均完成高が2億円だった場合は、区分28の2億円以上2億5,000万円未満に該当しますのでその右にある式を使用します。

28×200,000千円÷50,000+678=790となります。
あなたの会社のX1評点は790点です!

このX1評点を総合評点(P点)に反映させる場合は、25%のウエイト(0.25)をかけることになります

790×0.25(ウエイト25%)=197.5になりますが、小数点は切り捨てられますので197点になります。

X1評点は、総合評点(P点)に占めるウエイトは低くなったと言ってもが25%と高いウエイトを持っている重要な評価項目です!

このX1の工事実績を裏付ける資料として「埼玉県の場合」は、各工事の工事経歴書において記載された工事のうち、元請下請に関係なく金額の大きい順に上位5件に次のいずれかの写しの提示が求められています。
①工事請負契約書
②注文書及び請書
③請求書及び領収書(領収書がない場合は、入金が確認できる銀行等の通帳など)

追加資料を求められることもあります。上記は都道府県によって異なることがありますので確認が必要です!

本日は上記X1評価の算出方法で終了とさせて頂きます😥、次回はX2評価の算出方法等を見ていきたいと思います、次回も「戸田市の行政書士・まさ🤗のブログ!」をよろしくお願いいたします(*^▽^*)!

本日ご紹介するパワースポットは、群馬県高崎市にある関東屈指のパワースポット「榛名神社」でーす!

行政書士 まさ行政書士 まさ

最後までお付き合いいただきありがとうございます、「行政書士・まさ🤗」は本当に気さくな行政書士ですよ。こんなこと聞いたらダメかな?、こんなことは聞けないよなぁ~!等々、お困りなことがありましたら相談してみてください!電話してみてください。只今、初回のご相談は無料でご対応していますよ😄!
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