行政書士のお仕事・補助金サポート業務⑤
行政書士 まさ行政書士 まさ

こんにちは!『戸田市で行政書士をしています、まさでーす!(^_-)-☆』、本日も『まさのブログ』をご覧いただきありがとうございます🤗、今回は『小規模事業者持続化補助金』の肝の部分のお話しになります、よろしくです!

まずは、本題に入る前に1つお話をさせていただきます、今回お話をしている『小規模事業者持続化補助金』は、私のブログ「補助金サポート業務③」の申込みから補助金交付までの全体の流れの中でお話したように『書類だけの審査で採択が決まるもの』です、面接等はありません、ですから、書類の書き方が重要なのです、書いた書類が審査する方にいかに「読みやすく、わかりやすく」伝えられるかが第一のポイントです、ただここでも注意が必要です、読みやすく、わかりやすくするために「うそ」を書くのは絶対にダメです、あなたは、様式1-1の『小規模事業者持続化補助金事業に係る申請書』で「申請書類の記載が申請であること」を誓約しているのですから!

1.経営計画書
経営計画は、①企業概要②顧客ニーズと市場の動向③自社や自社の提供する商品・サービスの強み④経営方針・目標と今後のプランの4項目からなっています。
4項目も関係は下記の通りと考えています。
①企業概要…つかみの部分です、自分の会社の自己紹介です、前述したように審査員はあなたの会社のこと・あなたのことを何も知らないのです、ここでしっかりと審査員にイメージが湧くような自己紹介しましょう。
②顧客ニーズと市場動向
   +
③自社や自社の提供する商品・サービスの強
   
②と③の状況があるから④経営方針・目標と今後のプランに繋がる流れで書かれると審査員の方も理解しやすいのではないでしょうか。
では、具体的に「日本商工会議所」が出されている記入例を見ながらお話を進めていきます。
(1)企業概要
■記入例
1985年設立 ○ ○ 県の国道〇号沿いの海鮮居酒屋。座席数は 60席
営業 週6日 11:00~ 23:00(月曜休業)
厨房2人、接客2人(3人がシフト制)

売上総額の大きい商品利益総額の大きい順
1位日替わり弁当〇万円ビール〇万円
2位まぐろ丼〇万円特上にぎり〇万円
3位にぎり〇万円にぎり〇万円
4位ビール〇万円日替わり弁当〇万円
5位特上にぎり〇万円まぐろ丼〇万円

売り上げ全体の
6割は、周辺に立地する企業の従業員が訪れるランチ(単価平均900 円)、残りの 4 割のうち約半分( 2 割 )が 6 人以上による宴会、残り2割が 5 人以下の少人数による夕食。

以上が記入例ですが、自己紹介としては弱い気がします。
設立から現在に至るまでの経営者の経歴も加えた方が良いです(今まであった良いこと、悪いこと、どうやって乗り越えてきたか等)
お客さま(顧客)のことが書かれていますが、もう少し詳しく、例えば、どの地域から来られているのか、性別、年齢、趣向などを意識して書かれると良いです。
冒頭に審査員にイメージしやすようにと書きましたが、店舗の外観とか看板商品の写真を添付した方が良いです、写真や図を添付することは全然OKです、審査員にイメージを伝えられると思ったらどんどん活用しましょう!

★この様な写真を添付すると文書だけよりも審査員の方が、あなたのお店イメージしやすいですよね!


(2)顧客ニーズと市場の動向
■記入例
平日のランチは、競合店がラーメン店1 店舗(単価 600 円程度)、ファミレス 1 店舗(単価800 円程度)のみ。 12 時~ 13 時半の間は満席で行列もできる。( 12 時半頃 には 10 人を超える)。
夕食・宴会については、国道沿いとの立地上、アルコールを飲まない一見のお客様が 7~8割を占める。一方、常連のお客様は、約 10 年前には 50 名ほどいたが、周辺地域で少子高
齢化が進み、現在では 10 名程度まで減少。
夕食では、寿司だけを注文するお客様が約半数、揚げ物・焼き物等寿司以外のメニューを注文するお客様が約半数。
また、 2017 年 3 月に約2 Km 先にチェーン店の「回転寿司A」が開業して以来、売り上げが2割低下した。

以上が記入例ですが、自分のお店を中心としたお話しのような気がします、もっと全体を見回して、もっと市場全体を見ることも必要だと思います。
①顧客について、
顧客のニーズを明確に書く必要があります、それは、ご自身のお店だけでなく、業界全体、ご自身の地域(商圏)を含めてお客さまが何を望んでいるのかをです(ニーズはあることは認識しているが自社では対応できていないことを)。
お客さまは○○を望んでいます、しかし現状、当店ではお客さまの望んでいる○○に対応しかねています、この『小規模事業者持続化補助金』を活用してお客さまの○○に対応していきたいですというストーリーにしていくのです!
②競合について、
競合とは、あなたが直接競争相手と考えている店舗と、補助金でやろうとしている事業の競合を考えて記載してください、あまりに多いと内容がわかりずらくなってしまします。
・商圏内にある競合の店舗数(店名は実名で書いた方が良いみたいです)。
・競合が現在やっていること。
①と②を踏まえて、今後の見通し・自社のやっていくこと
例えば、今までは○○であったけれど、今後は○○が予想されます、てきなことです!

以上、今回はここまでです、なかなか紙面ではうまく説明できていないかもしれません、申し訳ございませんです。皆さんに少しでもお役に立っているのなら幸いです、次回もよろしくお願いします!

行政書士のまさ行政書士のまさ

最後までお読みいただきお疲れさまでした、ありがとうございます🙇!、次回は「経営計画」の3.自社や自社の提供する商品・サービスの強み、4.経営方針・目標と今後のプランのお話です、次回もよろしくお願いします(^_-)-☆!