遺言書を作ろうと思った時、誰に相談したら良いのでしょうか?
今の時代は、遺言書作成のサポートをしている士業の先生方は多くいます、弁護士・司法書士・税理士・行政書士の方々です。
わたしなりに各士業のお仕事の特徴を考えると、下記の様なメリット、デメリットがあると思います。
- 弁護士…法律家のなかでもトップクラスです。遺言書の内容によって、相続の段階で紛争(いさかい)が起こる可能性が高い場合は、紛争に関わるお仕事が出来る弁護士に依頼することが良いでしょう。
- 司法書士…司法書士は登記のプロです。不動産等の登記が含まれる遺言書を作成するのであるならば司法書士に依頼するのも良いでしょう。
- 税理士…税理士は、税金のプロです。相続税が発生する場合は税理士に依頼するのも良いでしょう。
- 行政書士…最近は、積極的に遺言書作成のサポート業務に取組む行政書士が増えてきています。何よりも他士業に比べて費用が安いことが一番のメリットです、気軽に相談してみるのが良いでしょう。
以上のように、各士業の先生方に、メリット・デメリットがあると思いますが、どの士業の先生に依頼されても、最後までしっかりとサポートして頂けると思います。
しかし、あとでグログで書きますが、『遺言書』というのは、書かれる方の最後の意思(考え・気持ち)を相続人に伝え、実現しようとするものです、遺言者の方・残された家族の方にとってもとても大切なものなのです、簡単にサポートできるものではないと考えています。
遺言書を書かれる方の考えをよ~く理解していなくては、遺言者・残された家族が納得・満足出来るサポートは難しいかもしれません。この様なことを考えると、依頼する方が『何でも話せる』そして『信頼できる』という士業の先生に依頼することがベストという結果になるのではないでしょうか!