「行政書士・まさ🤗」と考える「建設業許可!なぜ⑯……」、「建設業許可・水道施設工事と消防施設工事」!
行政書士 まさ行政書士 まさ

おはようございます、「戸田市の行政書士・まさ🤗」です。本日は3月最終日でーす、明日から4月・新年年ですね😄、新入社員・新入学の皆さんおめでとうございます🎊、新しい世界・新しい環境です、その中で自分が生かせるよう頑張って下さいね!
本日のまさのブログは、建設業許可の「水道施設工事と消防施設工事」です、よろしくです!

1.水道施設工事とは、
水道施設工事、なんか水道に関係する工事って思うかもしれませんが、もっともって大きな工事のことですよ!

(1)水道施設工事とは…、
水道施設工事は、上水道、工業用水道等のための取水、浄水、配水等の施設を築造する工事又は公共下水道若しくは流域下水道の処理設備を設置する工事のことです。
具体的には、取水施設工事、浄水施設工事、配水施設工事、下水処理設備工事等が該当します。
水道と聞くと、家やビルの上下水道の配管工事を思い浮かべますが、『水道施設工事』は、主に浄水場とか下水処理場の工事のことをいいます。
・取水工事…河川などの水源から原水を取り入れる(取水)施設の工事のこと
・浄化施設工事…取水した原水を飲用に適するように処理する(浄水)施設の工事のこと
・配水施設工事…飲用水を配給するために、飲用水を配水管に送り込む(配水)施設の工事のこと
・下水処理施設工事…下水に流れた汚水を浄化処理して河川などに戻す施設の工事のこと

どうです、思ったより大大がかりな工事ですよね!

(2)他の専門工事との区分
※他の専門工事と区分・境を下記に記載しておきます、迷われたときは参考にしてください🙄!

『土木一式工事』と『管工事』との区分は
ⅰ.『土木一式工事』には、公道下等の下水道の配管工事及び下水処理場自体の敷地造成工事等が該当します。
ⅱ.『管工事』には、家屋その他施設の敷地内の配管工事及び配水小管を設置する工事が該当します。
ⅲ.『水道施設工事』には、上水道の取水、浄水、配水等の施設及び下水処理場内の処理設備の築造、設置する工事が該当します。。
②『管工事』と『清掃施設工事』との区分は(し尿処理に関するもの)
ⅰ.『管工事』は、規模の大小を問わず浄化槽(合併処理槽を含む)によりし尿を処理する施設の建設工事が該当します。
ⅱ.『水道施設工事』は、公共団体が設置するもので下水道により収集された汚水を処理する施設の建設工事が該当します。
ⅲ.『清掃施設工事』は、公共団体が設置するもので汲取方式により収集されたし尿を処理する施設の建設工事が該当します。

思った以上に、他の工事と迷われる部分があります、専門工事は他の工事との区分で難しいときがありますよね、そんな時は、「建設業許可事務ガイドライン」の第2条関係・2.許可業種区分に関する考え方を一度読んで見てください、とても参考になると思います🙄!

(3)一般建設業の水道施設工事で専任技術者になるための要件
※専任技術者になるための要件も記載しておきます、参考にしてくださーい🙄!

①『資格』でなるには
・1級土木施工管理技士
・2級土木施工管理技士(土木)
・技術士・下水道・総合技術監理(下水道)
・技術士・上下水道「上下水道及び工業用水道」・総合技術監理(上下水道「上下水道及び工業用水道」)
・技術士・衛生工学「水質管理」・総合技術監理(衛生工学「水質管理」)
・技術士・衛生工学「廃棄物管理」又は「汚物処理」・総合技術監理(衛生工学「廃棄物管理」)
②『学歴+実務経験』でなるには
『資格』を持っていない場合であっても下記に関する学科を卒業している場合、高卒であれば5年大卒・高専卒であれば3年以上水道施設工事に関する実務経験があれば、一般建設業の水道施設工事の専任技術者になることが出来ます。
・土木工学
・建築学
・機械工学
・都市工学
・衛生工学
③実務経験だけでなるには
『資格』・『学歴』がない場合でも、水道施設工事に関する実務経験が10年以上あれば、一般建設業の水道施設工事の専任技術者になることが出来ます。
水道施設工事の実務経験が10年以上なくても下記の場合は、一般建設業の『水道施設工事』の専任技術者になることが出来ます。
・土木工事業及び水道施設工事業に係る建設工事に関し12年以上の実務経験を有する者のうち、水道施設工事業に係る建設工事に関し8年を超える実務の経験を有する者

(4)一緒に取った方が良いとお勧めしている他の専門工事!
※許可を取る際に、ご自分の会社でやられている工事、またお持ちになられている資格を考慮して、一緒に取られることをお勧めしている業種です、参考にしてみてください🙄!今後、お仕事の幅が広がって聞く可能性があります!

①管工事、②土木一式工事

2.消防施設工事とは、
消防施設工事?、消防だから消火に関係しているってことはイメージ出来ますよね!

(1)消防施設工事に該当する工事とは…、
消防施設工事は、火災警報設備、消火設備、避難設備若しくは消火活動に必要な設備を設置し、又は工作物を取り付ける工事のことです。
具体的には、屋内消火栓設置工事、スプリンクラー設置工事、水噴霧・泡・不燃性ガス・蒸発性液体又は粉末による消火設備工事、屋外消火栓設置工事、動力消防ポンプ設置工事、火災報知設備工事、漏電火災警報器設置工事、非常警報設備工事、金属製避難はしご・救助袋・緩降機・避難橋又は排煙設備の設置工事等が該当します。
・金属製避難はしご…火災時等にのみ使用する組立て式のはしごのことをいいます、ビルの外壁に固定された避難階段等は金属製避難はしごは該当しません(つまりこれは、消防施設工事ではないです)。

(2)他の専門工事との区分
※他の専門工事と迷われたときは、参考にしてみてくださいね🙄!

①『建築一式工事』と『鋼構造物工事』との区分は
「金属製避難はしご」とは、火災時等のみ使用する組立式のはしごのことであり、ビルの外壁に固定された避難階段等はこれに該当しません、したがって、このように固定された避難階段を設置する工事は『消防施設工事』ではなく、建築物の躯体の一部の工事として『建築一式工事』又は『鋼構造物工事』に該当します。
②『機械器具設置工事』との区分は
『機械器具設置工事』には広くすべての機械器具類の設置に関する工事が含まれるため、機械器具の種類によっては『電気工事』・『管工事』・『電気通信工事』・『消防施設工事』等と重複するものもあるが、これらについては原則として『電気工事』等それぞれの専門の工事の方に区分するものとします、これらいずれにも該当しない機械器具あるいは複合的な機械器具の設置が『機械器具設置工事』に該当するとしています。

(3)一般建設業の消防施設工事で専任技術者になるための要件
※専任技術者になるための要件も記載しておきます、見てみてくださいね🤗!

①『資格』でなるには
・免状:甲種消防設備士
・免状:乙種消防設備士
②『学歴+実務経験』でなるには
『資格』を持っていない場合であっても下記に関する学科を卒業している場合、高卒であれば5年大卒・高専卒であれば3年以上消防施設工事に関する実務経験があれば、一般建設業の消防施設工事の専任技術者になることが出来ます。
・建築学
・機械工学
・電気工学
③実務経験だけでなるには
『資格』・『学歴』がない場合でも、消防施設工事に関する実務経験が10年以上あれば、一般建設業の消防施設工事の専任技術者になることが出来ます。

(4)一緒に取られることをお勧めしている他の専門工事!
許可を取る際に、ご自分の会社でやられている工事、またお持ちになられている資格を考慮して、一緒に取られることをお勧めしている業種です、参考にしてみてくださいね🙄!

①管工事、②電気工事、一緒に取られておくと今後のお仕事の幅が広がっていかれるかもしれませんよ!

本日は「水道施設工事と消防施設工事」についてでした、次回は「清掃施設工事と解体工事」です、次回も「戸田市の行政書士・まさ🤗のブログ!」をよろしくでーす(*^▽^*)!

本日ご紹介するパワースポットは、熊本県「阿蘇神社・神杉」です、健磐龍命(たけいわたつのみこと)が、江戸時代に雷霊と共にお降りになったと言われる神杉の幹根です、落雷による火災の跡もみられます。樹齢は700年ぐらいでーす(*^▽^*)!

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最後までまさのブログにお付き合い頂きありがとうございます、「まさ」は気さくな行政書士です、お困りのことがありましたらお気軽にご相談・お電話ください、現在初回のご相談は無料でご対応させて頂いています、そのご依頼いただいた場合は報酬が発生しますが…😂、その際にも報酬に関してもしっかりと説明と提示をさせて頂きますので安心してくださいね!、まさは建設業許可には詳しいです、特に解体業の方を応援しています!建設業許可のことでお困り・お悩みの方は是非一度まさに電話してみてください🤗!