法律を身近なものに!⑱
行政書士 まさ行政書士 まさ

三連休の初日お疲れさまでーーーす、「戸田市の行政書士・まさです😄!本日から「法律を身近なものに!」シリーズの最終章「行政法の読み方」です!行政法?と思われた方「さすがです!」、「行政法」という法律はないんですから😅…、「行政法」とは行政に関するすべての法律を指しているんです! では、本題に入っていきましょう

1.まずは、「行政法」を分類てみましょう!
「行政法」は、大きく3つに分類することができます。

(1)行政組織法
「行政組織法」とは、国や地方公共団体の組織関する法律のことです。その一つに「国家行政組織法」がありますが、そこでは、国の省庁の名前やその省庁における部局、役職などの基準が定められています。

(2)行政救済法
「行政救済法」とは、行政によって侵害された権利や利益を救うための法律です。その中には、行政の法律違反の行為などで自分の権利や利益が侵害されたときに、行政に「もう一度見直してください」という「行政不服審査法」、裁判所に「取り消してください」などと訴える「行政事件訴訟法」、「受けた被害をお金で賠償してください」と求める「国家賠償法」などがあります。

(3)行政作用法
「行政作用法」とは、「行政救済法」を除いた、行政と国民との関係に関する法律のことです。その中には、行政が許可などの規制を行っている法律(食品衛生法等)や、人への生活支援をする社会保障関係の法律(生活保護法等)など多岐に渡り法律があります。
【まとめると下記の図のようになります】



この中でも、国民の誰もが関係する「行政救済法」について掘り下げていきましょうか!

2.「行政救済法」の種類
まずは、下の図をご覧ください!

上記のように、「行政救済法」の中には、「争いで解決をする」行政争訟法と、「金銭で解決する」国家補償法の2つがあります。今回さらに掘り下げるのは、「行政争訟法」でーす🤩!こちらの方が少しでも皆さんに近い法律になるのかと思ったからです!

「行政争訟法」の中には、裁判所が判断をする「行政事件訴訟法」というものと、行政機関が判断をする「行政不服審査法」があります。
まずは、「行政不服審査法」からでーす!

(1)行政不服審査法
「行政不服審査法」とは、行政庁の処分に不満があった場合に、行政庁に対して不服申し立てをしてその処分を見直してもらうことです。
処分の取消しを裁判に求めることもできますが、裁判は公平な結果が期待される一方、お金も時間もかかります、「そこまでしなくとも…」という場合にこの「行政に不服を申し立てをしてその処分を見直してもらう」という制度は適しています。
ただし、行政庁内部の対応なので、いま一つ信用できない…と思われる部分があると思われるかもしれませんが、この「行政不服審査法」平成26年に52年ぶりの改正が行われたのです。

本日はここまでです😅!
次回は、この「新しくなった行政不服審査法」からです、次回も「戸田市の行政書士・まさのブログ!」をよろしくお願いします🙇!

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