「行政書士・まさ🤗」がお教えする「ディラーナンバーを取得することのメリット！」

1．回送運送業許可(ディーラーナンバー)を取得するとこんなに便利でお得です！
「ディラーナンバー」を取得すればこんなにお得ですよというお話をさせて頂きますが、その前に１つお断りをさせて頂きます。
「ディラーナンバー」を取得できるのは、「製作(架装)・陸送・販売・分解設備」の４業種の方に限られるということです、自動車を製造、販売、或いは整備、運送することを業としていなければ取得することができません。そして「ディラーナンバー」の使用範囲も下記の様に決められています。
①製作(架装)の場合
自ら製作・架装した車両を、工場からコースまで運んだり、製作車両を依頼主のところまで運んだり、工場から自動車置場まで運ぶ等に使用されます。
②陸送の場合
陸送会社が、依頼者からＡからＢへ移動を依頼された場合は、ＡからＢへの移動に使用できます。
③販売の場合
営業所と仕入先との移動や、販売した車両の納品先への移動、或いは展示場への移動や陸運支局間の移動等に使用されます。
④分解整備の場合
車検のために、自ら分解整備しようとする車両の引取りや、分解整備した車両の引渡し、車検場までの移動等で使われます。

では、ディラーナンバーを取得するとどんなに便利でお得なのでしょうか、一番わかりやすいのはコスト面です、コスト面のお話をさせて頂くことでお得感はわかると思います。

例を挙げてみましょう、分解整備を営む業者A社で、車検切れの車を整備工場から陸運局に運ぶ場合を考え見ましょう。
運ぶ方法としては、
①市町村から「臨時運行許可(仮ナンバー)」を借りて運ぶ
②陸送会社に依頼して運ぶ
③積車で運ぶ
こんなところではないでしょうか！

A会社で、月間5台、年間60台を運ぶ場合で試算してみましょう。
①市町村から「臨時運行許可」を借りる場合を試算すると
許可の申請手数料：1台750円
自賠責保険料：5日間で5,100円(仮ナンバーを借りるなど特別な場合)
※750円＋5,100円＝5,850円、年間では5,850円×60台＝351,000円かかることになります。

②陸送業者に依頼した場合を試算すると
陸送業者に車1台の陸送を依頼すると約10,000円程かかるでしょう。
※10,000円×60台＝600,000円、1年間で600,000円かかります。

③自社の積車で運ぶ場合
自社で積載車を持っていればガソリン代だけでしょうが、新たに積車を購入するとなると中古でも400万円程はかかるでしょう、他に駐車スペース、維持費などもかかってきます。

けっこうな金額がかかることになりますね、1年間試算してみると改めて大きな金額になっていることに驚かされる方もいるのではないでしょうか！

◆では、ディラーナンバー(回送運行許可)を取った場合はどうなるでしょうか？
ディラーナンバーは、1組で何台でも何回でも使うことができます。したがって車を回送する業務が多いほどコストカットのメリットは大きくなりますね。
ディラーナンバーの貸与期間は最長5年間です、上記の事例と比べるために1年間で試算してみましょう。
ディラーナンバー1組の許可手数料が12ヶ月で24,600円、自賠責保険(商品車3輪以上)12ヶ月で11,070円、1年間で計35,670円になります、上記と比較して大分コストカットができますよね、月間5台で年間60台であれば1組のディラーナンバーがあれば十分です。

また、「臨時運行許可(仮ナンバー)」のようにいちいち自賠責保険をかける必要もありません、ディラーナンバーはナンバーごとに自賠責保険がかかっています。市役所に行く手間、陸送業に依頼する手間も時間もカットできて絶対に今よりも効率的なお仕事ができるようになりますよ！

「製作(架装)・陸送・販売・分解設備」の４業種のお仕事に係っていた方、今まで「臨時運行許可或いは陸送会社に依頼」していたのであれば「回送運送業許可・ディーラーナンバーの取得」をされたほうが絶対にお得です、１度お電話ください、ご相談だけでも全然大丈夫ですよ！

「行政書士中村まさひこ事務所」☎048-242-3158　　ホームページもご覧ください！

本日もブログをご覧いただきありがとうございます、次回も「戸田市の行政書士・まさのブログ！」よろしくお願いします(*^▽^*)！

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