出入国在留管理庁のホームページに「入管を名乗る不審な電話に注意してください」との記事が掲載されていましたのでご紹介します。悪質なものです、外国人のみなさん注意してくださいね！
※発表されている記事は下記の内容です。
最近，東京出入国在留管理局，大阪出入国在留管理局などに不審な電話に関する相談が多数寄せられているようです。
その内容は，東京入管・大阪入管の関係者を名乗り，中国語の自動音声や中国語や片言の日本語で以下のようなことを言うそうです。
○あなたのパスポートや在留カードが上海で悪用され，問題があるため，今のままでは入国することができない。
○あなたのパスポートが上海で不正に使用されたため出入国できない。
○あなたのパスポートやビザに異常があり，このままでは更新することができない。
○中国で使用された偽造パスポートがあなたのパスポートを基に作成されたものであることが判明した。ついてはパスポート，銀行通帳及び身分を証明するものを持って入管に来てもらいたい。
出入国在留管理庁から，各国で発行されたパスポートについて，電話で問題があるなどと連絡することはないので注意くださいとのことです。
このような電話があった際は，その場でけっして回答せずに、出入国管理庁のホームページで公表されている各地方出入国在留管理局に電話をして相談をしてください。
下記の様な入管を名乗った不審な電話もあったようです、紹介しておきます。
○本国に帰国するための費用が必要なため，未払いの給与を指定する口座に振り込んでほしい。
○電話で，知人の外国人が空港の入国審査で足止めされているとして，入国手数料を振り込むよう要求された。
○入管を名乗る者から「あなたのパスポートに異常が見つかった」として，本国の警察と称する連絡先に連絡するよう指示され，警察と称する者と，何度かやりとりの後，「裁判で，あなたの身柄を連行することが決定した。」と連絡があり，さらにその者から指示された連絡先に連絡したところ，「保釈金を払えば大丈夫」と言われ送金を要求された。
○「あなたの日本の在留カードは異常があり，間もなく失効になります。早めに受付センターに申請してください。失効になる原因のお問い合わせは○番を押してください。」と要求された。
○電話で，知人の外国人が空港で入国禁止となり，入国管理センターに収容されているとして，保釈金を振り込むよう要求された。
(出入国在留管理庁HP・その他の公表情報から引用)
中国語の自動音声や中国語や片言の日本語での不審な電話みたいです、特に中国人の方は注意してください。詳細はこちらをクリックすればご覧いただけます、中国語(中文簡体・中文繁体)でも見ることができます一度見ておいてくださいね。
