「行政書士・まさ🤗」と考える「建設キャリアアップシステム①!」
行政書士 まさ行政書士 まさ

こんにちは、「戸田市の行政書士・まさ🙇」です、本日は風もなく穏やかな一日ですね、連休明け2日目お仕事お疲れさまです、明日は土曜日でお休みです、頑張って下さい、あと半日でーす!そんな中、まさのブログにお立寄りいただきありがとうございまーす。
本日のブログは「建設キャリアアップシステム」についてです、お付き合いよろしくお願いしまーす(*^▽^*)!

1.建設キャリアっプシステムとは
国土交通省の肝入りの政策です!
もしこのコロナがなかったら…、まぁなくても変わらない状況だったかもしれませんが…、ある程度の登録が進めば国土交通省はこの「建設キャリアアップシステム」を建設業の許可要件の一つに加える意向だったんだと思います、それほど建設業の将来にとっては重要な政策だとまさは思っています。

「建設キャリアアップシステム(CCUS)」は、現状の建設業界ではなかなか若い人が入ってこない、入ってきてもやめてしまって定着しない、そんな建設業界に若い人が入って将来の展望が見える、将来に希望を持てるようにするために、処遇を改善して、他企業と同じように休みが取れる、そんな建設業界にすることを目的に導入されたのがこのキャリアアップシステムではないでしょうか?

「建設キャリアアップシステム」が導入されることで、建設業で働く技能者の経歴、資格、能力、経験といったものを一つのカード(ICカード)に記憶させ、見えるか化するのです。今までは見えなかったものが誰にも明確にみえることによって、しっかりと経験を持っている人にはそれに見合う報酬が支払われるそんな建設業界にしていくためのシステムです。

建設会社にとっても、会社に属する機能者の実力が客観的にわかるようになるので、元請や発注者に自社の実力を伝えることができます、また良い技能者が多くいる会社は若い人に魅力的に映るのではないでしょうか?自然にいや必然的にそんな会社には若い人が集まってくるのではないでしょうか!
ICカードを使って現場を管理することで、元請・下請業者ともに現場の事務作業を省力化でできることも期待できます!

では、この国土交通省肝入りで、メリットの多い「建設キャリアアップシステム」の事業者登録・技能者登録が思ったように進んでいないのはなぜでしょうか?これはコロナの影響ではありません、申請の煩雑さにあるのではないでしょうか?では申請について見ていきましょう、なるべくわかりやすく見て、お話していきたいと思います!

2.「建設キャリアップシステム」の登録申請について
「建設キャリアアップシステム」の登録申請は原則インターネット申請です、どうしてもインターネットが苦手という方は国土交通省が認定した「認定登録機関」に相談すれば、窓口で対面式の申請内容の審査・登録が行えます、ただし今は予約制になっています(登録料も1,000円程度割高になっています)。以前は郵送による申請もできたのですがなくなってしましました、不備の修正などで不便だったようです!

登録の申請は、「事業者」と「技能者」では申請の内容が違います、また「事業者」が先に登録して事業者IDを取得してから、その事業所の技術者が登録するという順番になります、事業者と技能者がそれぞれ個別に登録しなければなりません、一括で一緒に登録ということができないのです!

では、登録申請の手順について見ていきましょう!

3.「建設キャリアアップシステム」の登録申請の手順
まずは「事業者登録の手順」からです!
(1)事業者登録の手順
①登録申請フォームの入力(インターネット申請ガイダンスを読んで確認してください)
・建設キャリアアップシステムのホームページの申請ページにログインします(その前に申請用ログインIDを取得しておかなければなりません)、情報を入力して、必要書類の画像を添付します!

②事業者登録料の支払い
・登録申請フォームから登録者情報の送信が完了し、修正等がなければ、「一般財団法人建設業振興基金」から登録料の請求書が、登録した際のメールアドレスに送られてきます、請求書の指示に従って登録料を支払います、登録料は下記の通りです(資本金によって違います)。

資本金登録料(円)
1人親方0円
個人事業主6,000円
500万円未満6,000円
500万円以上1,000万円未満12,000円
1,000万円以上2,000万円未満24,000円
2,000万円以上5,000万円未満48,000円
5,000万円以上1億円未満60,000円
1億円以上3億円未満120,000円
3億円以上10億円未満240,000円
10億円以上50億円未満480,000円
50億円以上100億円未満600,000円
100億円以上500億円未満1,200,000円
500億円以上2,400,000円

※登録料は、新規登録の際と、5年ごとの更新の際に支払わなければいけません。

③登録完了
支払いが完了すると、事業者IDが登録責任者宛てに送られてきます、その際に、システムにログインするためのID(管理者ID)、初期パスワードも一緒に送られてきます。

以上が登録申請の流れです!

(2)事業者登録の内容
①事業者登録で入力する内容(全てが必ず入力するものではありません)
・事業者の情報…屋号、住所、資本金、代表者、法人区分コード、許可の有無、売上、完成工事高等です。
・建設に係る業種について
・登録責任者について
・加入している社会保険等について
・主要取引先について、・表彰履歴についてなどです。

②添付書類
インターネット申請時下記の書類をJPG形式(JPEG形式)にデータ化しておくことが必要です。
・事業者に関する証明書類
建設業許可がある場合…「建設業許可証明書」又は「建設業許可通知書」
建設業許可がない場合…法人の場合は「事業税の確定申告書」又は「納税証明書+履歴事項全部証明書」。個人の場合は「納税証明書」又は「所得税の確定申告書」又は「個人事業の開始届」になります。
・社会保険に関する証明書類
健康保険加入証明書、年金保険加入証明書、雇用保険加入証明書、建設業退職金共済制度加入証明書などになります。

(3)事業者にかかる上記以外の費用
①管理者IDの利用料
登録事業者には、管理者IDが一つ発行されます、そのIDの利用料が毎年11,400円かかります(1人親方は2,400円)。

②元請だけになりますが「現場利用料」がかかります
元請として現場を開設する場合、就業履歴1回に10円の利用料がかかります。例えば、
50人の就業者がいる現場であれば、10円×50人=500円、一日当たり500円の利用料がかかります、50日間の工期であれば、500円×50日=25,000円かかります、この現場の利用料は元請が負担しなければなりません。

本日は以上です、事業者の登録申請までを見てきました、次回は技能者の登録申請について見ていきたいと思います、次回も「戸田市の行政書士・まさのブログ!」よろしくお願いします(*^▽^*)!

本日ご紹介するパワースポットは、埼玉屈指のパワースポット入間郡越生(おごせ)町にあります「黒山三滝の男滝と女滝」です、これに やや下流にある天狗滝を加えて黒山三滝といいます(*^▽^*)!

行政書士・まさ行政書士・まさ

ブログをご覧いただき大変ありがとうございます、今回から「建設キャリアアップシステム」を取上げてみました、この政策は国土交通省肝いりの政策です、そして将来に向けて建設業界を良い方向に換えていくものだと思います、建設業に係る皆さん是非この機会にこの「建設キャリアアップシステム」について考えてみてください。わからないことがあれば「まさ」に聞いてみてください、気軽に電話して聞いてください、自分で言うのも何なんですが、まさは話しやすくて、気さくな行政書士です🤗、一度トライしてみてください、お分かりいただけると思いまーす! また、今月一杯「建設業許可」感謝セールを継続中です、「ブログを見た」と言ってご相談・ご依頼頂いた方には、これも建設業の新規許可に限らせていただきますが2割引き(報酬)で対応させていただきます(通常15万円のところを12万円税抜き)。まさのホームページも一度ご覧くださいね!TEL048-242-3158📞、皆さんのご相談・ご依頼お待ちしていまーす🤗